早稲田日本語教育実践研究 第13号
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67コラム柳東汶・KUSUMAWATI Mutia/2024年度日本語科目登録相談室 報告ついては,選択した科目の確認,自分で組んだ授業プランの確認の相談が寄せられた。3-2.科目登録手続きに関する相談科目登録手続きに関しては春学期,秋学期ともに,科目変更に関連した相談と他学部の科目登録に関する相談が多かった。科目変更については,登録申請した科目が選外となった場合の単位不足への対応や,授業の定員が埋まった際に登録が可能かどうかといった相談が多く寄せられた。他には,科目登録申請時の基本的な操作とともに,単位数に関する相談がよくあった。春学期に比べ,秋学期のほうにシステム上の具体的な操作方法に関して相談をする来訪者数が多かった。3-3.単位に関する相談春学期は,科目別の単位数確認,修了するための必要単位数の確認といった相談が寄せられた。それから,1年プログラムの学生の場合,卒業に必要な26単位を取得するためには,各学期にどのように単位を配分するかを計画するための相談もあった。これらの相談は,主にCJL生からであった。その他に,ビザを得るための必要単位の確認といった相談もあった。秋学期においては,春学期と同様の相談が寄せられたが,それに加えて5単位や1単位が何を意味するのかといった単位自体の意味に関する相談があった。また,SILSとCJLのうち,どちらの授業を増やすべきか,CJL以外の授業で取得できる単位の上限はいくつかなど,単位認定に関する相談も多かった。3-4.レベル春学期は,レベル2か3かで悩んでいるというふうに,自分はどのレベルに合うか悩む来訪者が多かった。さらに,JLPT N1取得に役に立つ授業があるかなど,JLPTのレベルと照合してCJL科目のレベルを考える相談も多く寄せられた。その他に,自分のレベルより下,あるいは,上のレベルの授業を取ってもいいか悩む来訪者もいた。秋学期には,レベルチェックテストをしたものの,学習者自身の書く能力や話す能力などがテストの結果より低いと感じ,テストの結果通りに総合日本語を選択しても問題ないかを心配する相談や,あるいは,会話と聴解は得意だが読解や漢字は難しいと感じる場合,総合科目でどのレベルを選択すればよいか分からないといった,4技能間でレベル差がある場合の科目選択に悩む来訪者が多かった。3-5.授業参加・準備に関する相談春学期には,教科書の準備,教室,出席,見学などについての相談が多かった。教科書の準備については,教科書の購入場所やオンラインでのダウンロードが可能かといった相談があった。教室に関しては,授業が行われる教室のキャンパスが異なるが,休み時間中に移動が可能かといった相談が寄せられた。出席については,第1〜2週の授業に参加していない場合の対応に関する相談があり,見学に関しては,登録を検討している授業に一度参加可能かといった相談を受けた。

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