早稲田日本語教育実践研究 第12号
65/90

4.2024 年度の計画5.研究成果の還元① 学習者の需要に応えるための授業のオンライン化は,本学全体の方針であり,ICT 化が② 総合科目群のオンライン化が推進されれば,これまで授業への参加が困難であった海③ 国内外の学習者に対して,個人の学習スタイルに適した学習形態での日本語学習を提供④ 副次的な効果として,CJL にとって長い間深刻な課題とされてきた教室不足を解消する61研究プロジェクト報告寅丸真澄・久保田美子・木下直子・井下田貴子・大久保雅子・久保圭・濱川祐紀代・三好裕子・吉田睦・吉田好美・武田誠・鄭在喜/CJL総合科目群オンライン化のための研究プロジェクト2024 年度は,「総合日本語 1­4」では,文型学習用動画教材の誤表記等の修正を行う。「総合日本語 5・6」では試用版で確定した内容でスライド作成及びナレーション音声の編集を行い,運用版を作成する。また,CJL においてアカデミック・ジャパニーズ教育を強化する観点から,「総合 5・6」で開発中のレポート作成教材に加え,「総合日本語 3・4」においても教材開発を行うこととなった。そのため,「総合日本語 3­6」の各レベルにおいて,レポート作成のための教材開発が計画されている。「会話 1・2」及び「漢字 5」では完成教材を運用し,教材の調整と修正を行う。「入門日本語」では,学習項目の量と「総合日本語 1」など隣接する初級科目とのアーティキュレーションに懸念があるため,関連科目とのアーティキュレーションを高めるための見直しを行い,それらの問題点の改善に寄与する新教材の開発に着手する。本プロジェクトは,次の 4 点において CJL 事業に還元できると考える。進む教育界の要請でもある。CJL は,本プロジェクトの実施により,大学及び教育界の要請に応えることができる。外,あるいは早稲田キャンパス以外のキャンパスで学習する学習者に対して日本語学習の機会を安定的に提供することができる。することができる。ことができる。(とらまる ますみ,早稲田大学日本語教育研究センター)(くぼた よしこ,早稲田大学日本語教育研究センター)(きのした なおこ,早稲田大学日本語教育研究センター)(いげた たかこ,早稲田大学日本語教育研究センター)(おおくぼ まさこ,早稲田大学日本語教育研究センター)(くぼ けい,早稲田大学日本語教育研究センター)(はまかわ ゆきよ,早稲田大学日本語教育研究センター)(みよし ゆうこ,早稲田大学日本語教育研究センター)(よしだ むつみ,早稲田大学日本語教育研究センター)(よしだ よしみ,早稲田大学日本語教育研究センター)(たけだ まこと,早稲田大学日本語教育研究センター)(ちょん じぇひ,早稲田大学日本語教育研究センター)

元のページ  ../index.html#65

このブックを見る