早稲田日本語教育実践研究 第11号
18/126

面接対策(講義編)56 名15 名66 名22 名65 名15 名41 名9 名35 名24 名44 名19 名面接対策(実践編)10 名26 名16 名8 名7 名19 名参加者数(実数)63 名100 名45 名52 名年度2020 年度2021 年度2022 年度表 4 のとおり,ES の書き方や自己分析の進め方,面接対策について,毎回の実践講座に一定数の参加者がいる。また,オンライン就職活動の定着化が進んだことに伴い,オンライン面接対策のため,面接対策(講義編)の参加者は増加傾向である。さらに,留学生に限らず,大学のキャリア支援以外に,学外の人材紹介会社や情報会社が運営するオンラインコミュニティ等を活用する学生も増えており,支援の多様化も今後の課題となっている。3-1-3.在留資格ガイダンス留学生には,卒業後の進路の一つとして「日本で就職したい」という大きなニーズがある。一方で,日本で就職する為に必要な在留資格や卒業後にも就職活動を継続する為に必要な在留資格について,ほとんどの留学生は知識を有していない。そのため,必要な在留資格についての正しい認識と,資格の変更方法などの必要な手続きを知ってもらうために,2021 年度より,東京外国人雇用サービスセンターから講師を招き,留学生向け在留資格ガイダンス(表 5)を卒業時期に合わせて年 2 回(2 月,7 月)開催している。表 5 留学生向け在留資格ガイダンス:直近 2 年の実績年度2021 年度2022 年度本学は日本語学位プログラムの他,英語学位プログラムもあり,13 学部の内 7 学部で英語学位プログラムを提供している。なお,プログラムは海外大学のアカデミックカレンダーを考慮し,3 月卒業と 9 月卒業の両方を整備している。そのため,在留資格ガイダンスも卒業時期に合わせて,年 2 回開催することとした。その上で,留学生の場合は 9 月卒業生が多いため,7 月の在留資格ガイダンスに参加する学生が比較的多くなる傾向にある。卒業前から就職活動を開始し,卒業後にも就職活動を継続する場合,もしくは内定を取得して入社までに待機する場合,「特定活動ビザ」に14早稲田日本語教育実践研究 第11号/2023/9―21表 4 留学生向け就職活動実践講座:直近 3 年の実績ES 対策 &自己分析開催時期春学期秋学期春学期秋学期春学期秋学期開催時期1 月7 月2 月7 月

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る