2020 年度25%15%27%(キャリアセンター進路調査より)2019 年度31%9%26%表 1 において,「日本で就職」した留学生は全体の 20%,「海外で就職(母国就職を含む)」した留学生は 17%,「就職活動中」の留学生は 25% となっている。この割合をコロナ禍以前の 2019 年度を含む過去 3 年間のデータと比較すると,表 2 のとおり,日本での就職が減少し,海外での就職(母国就職を含む)が増加していること,またいずれの年度においても,多くの学生が就職活動を継続している状況が読み取れる。表 2 外国人留学生の進路区分推移(2019 ~ 2021 年度)日本で就職海外で就職就職活動中日本での就職が減った点については,コロナ禍により日本での就職活動がこれまで以上に厳しくなったことは想像に難くないが,着目するべき点としては,就職活動中の学生が早稲田日本語教育実践研究 第11号/2023/9―21 10図 2 2021 年度外国人留学生進路状況(大学院)図 3 2021 年度外国人留学生進路状況(合計)2021 年度20%17%25%活動中29%その他6%未定未定8%8%活動中25%未定未定7%7%その他5%アルバイト1%資格試験1%資格試験1%アルバイト1%日本で就職日本で就職20%20%海外で就職海外で就職21%21%進学進学14%14%日本で就職日本で就職20%20%海外で就職海外で就職17%17%進学進学24%24%
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