早稲田日本語教育実践研究 第7号
54/104

CJL のこれまでの 30 年の歴史とこれからの展望早稲田日本語教育実践研究 第7号/2019/49―94  早稲田大学日本語教育研究センター(以下,CJL)は,1988 年に旧語学教育研究所(語研)から分離独立し,今年 30 周年を迎えました。留学生への日本語教育を軸に発展し,大学の有する日本語教育機関として,今やその規模は世界最大級と言っても過言ではありません。また,留学生の増加や留学目的の多様化など社会の状況も変化しており,今後のさらなる進化が求められています。 2018 年 9 月 16 日,CJL の 30 周年を記念して,日本語教育の現状と問題認識を関係者間で共有し,未来の CJL を展望する記念シンポジウムを開催しました。当シンポジウムの内容を抜粋してご紹介します。早稲田大学国際担当理事(当時) 森田典正 国際学術院教授50大学の日本語教育機関として世界最大級-30 周年を迎えた早稲田大学日本語教育研究センター(CJL)が記念シンポジウムを開催

元のページ  ../index.html#54

このブックを見る