国で継続 37継続しない 4未定 3継続しない 4国で継続 13院に行き,公認会計士の資格を取りたいと考えている学生は,日本語は必須ではないが,生活に必要であり,大学院進学のためにいい成績が必要だとも言っていた。また,4 年間在学する学生は,日本語を完璧にしたいし,日本で就職も考えているが,一番の理由は日本語の勉強は自分の満足のためだと述べていた。日本の大学院に進学希望である学生は,進学だけが日本語学習の目的なのではなく,中国の報道では知りえない日本の情報を知るために続けたいからと,その理由を挙げていた。政治経済学部の学生は,総合 6 まで段階的に日本語学習を進めたいが,専門は政治経済であり,明確に日本語を何かの手段として考えているのではないと述べつつ,日本語ができるということが将来を考える上での選択肢の幅を広げ,また,好きなアニメに日本語で直に触れることの楽しさを語っていた。同様に,国際教養学部に在籍する学生は,興味があるのは心理学だが特に強く将来の専攻を決めているわけではない。在学中に英国の大学で学ぶことを希望しているが,来日前から日本語を学習し始め,好きなアニメを楽しみながら,寮での日本人学生との交流を通じつつ,総合 6 まで CJL で学びたいと希望を述べていた。 一方,17 年度春学期から秋学期にかけて継続在籍すると回答した学生は,151 名中 107名(70.9%),その他,総合 2 履修後に帰国予定である等,CJL 内で履修を継続しない学生は,44 名(29.1%)であった(図 2)。また,17 年度秋学期から 18 年度春学期にかけて継続在籍すると回答したのは 158 名中 138 名(87.3%)で,その他の継続しない学生は 20名(12.7%)であった(図 3)。そのうち 17 年度春学期,秋学期終了後,それぞれ 37 名(84.1%),13 名(65%)が帰国後に国で日本語学習を継続すると回答した。図 2 総合 2 17 年度春学期後の日本語学習継続について図 3 総合 2 17 年度秋学期後の日本語学習継続についてその他 4417秋も継続在籍107その他 2018春も継続在籍138未定 3早稲田日本語教育実践研究 第7号/2019/7―14 17 年度秋学期に継続在籍するか その他の内訳 18 年度春学期に継続在籍するか その他の内訳 12
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