項 目(おきもと ともこ,早稲田大学日本語教育研究センター)(たかはし まさこ,早稲田大学日本語教育研究センター)(いとう なつみ,早稲田大学日本語教育研究センター)(もうり たかみ,早稲田大学日本語教育研究センター)(いわした ともひこ,早稲田大学日本語教育研究センター)総合 4 総合 5 総合 6 全 体6.3585.8365.1344.9554.8664.8514.3433.7913.9252.910【話す】CEFRA1家族やペットの写真を見せながら,だれの写真か,場所はどこかなど,友人に紹介することができる。授業の発表のあとで,コメントを直接自分に求められれば,「アイデアがよかったです」,「もっと字が大きい方がいいです」,などの簡単な言葉で自分の考えを述べることができる。A2授業などで,メモをときどき見ることができれば,自分の国の社会的な問題などについて短い簡単な発表をし,発表内容の事実確認などの簡単な質問に対応することができる。A2日常生活や学生生活で問題が生じたとき,ある程度詳しく状況を説明し,苦情を言って相手に理解してもらう。B1授業のディスカッションで,身近な社会問題について,簡単な説明や理由を交えて自分の意見を述べることができる。B1自分の専門でよく知っている話題について,事前に用意された簡単なプレゼンテーションができる。ほとんどの場合,聴衆が難なく話についていける程度に,はっきりとしたプレゼンテーションをすることができ,また要点をそこそこ正確に述べることができる。B1母語話者との対話でも,相手を不用意にいらつかせたり,おかしがらせたりすることなく,相手が母語話者同士で会話している時とは別の振る舞いをしなくてすむくらいに,互いの関係を維持できる。B2記述とプレゼンテーションを明確かつ体系的に展開できる。要点を見失わずに,関連する詳細情報を付け加えて,内容を補足できる。B2公式の言葉遣いでも,くだけた言葉遣いでも,その場や会話の参加者に応じた適切な言葉遣いで,はっきりと理解できる。礼儀正しい言葉遣いで,自分自身の述べたいことを自信を持って言うことができる。B2ほとんど努力する必要がないくらい,らくらくと流暢に,自然に言いたいことを表現できる。幅の広い語彙が使いこなせ,間接的な表現を使って即座に対話の隙間を埋めることができる。見て分かるような表現探しや,回避の方略はほとんどない,概念的に難しい話題だけが自然でスムーズな言葉の流れを邪魔する。C1早稲田日本語教育実践研究 第5号/2017/39―56 6.2046.6796.3586.0566.6076.0465.3896.0715.3845.1115.9295.1795.1675.9295.1595.0005.9295.0934.5935.3574.6234.2785.1794.2324.0564.9294.1663.4444.3933.39756
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