早稲田日本語教育実践研究 第5号
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る大学 □~□ 年生、約 □□ 名□国際学部日本学科の大学 1 年生、来客者数約 30 名□自由参加のイベント。来客者数約 40 名□自由参加のイベント。来客者数約 50 名□自由参加のイベント。来客者数約 200 名□233×2 回□30 分□×2 回□2 時間□2 時間□4 時間□筆者は大学二年生時の 2014 年 2 月、チームメートの大学生・大学院生計四名と共に、約二週間フィリピンのデ・ラ・サール大学にて日本語教師として就業体験を行った。このプログラムの特徴は二つ。一つは実際に現地で行われている日本語の授業に参加し、内容を自ら企画する形で教授を行うこと。言い換えれば、カリキュラムや教科書の内容を踏まえつつ、どうすれば独自性を創出できるか常に思考し、白紙の状態から授業を作っていく必要がある。二点目に、それを実現するために、チームでの粘り強い努力が求められること。そもそも海外プログラムの多くは、日程やプログラムが予め決まっているものが大半であり、お仕着せではあるけれども皆が指示に従っていれば難なく課程を修了することができる。しかしながら、SEND は以上二点において留学プログラムや国際会議とは異なっており、自分は大きな戸惑いと挫折を経験した。それでも、最終的には経験不足を行動力や学習で補い、チームをサポートする形で、プログラムを無事に終えることができた。更に、フィリピンで得た人脈はその後自らの NGO 活動において活かされ、進路として国際協力機構(JICA)を選択したことにも繋がっている。本稿は筆者が体感した苦労と、それを乗り越えたプロセスについて記し、更に SEND がその後の自分に与えた影響について述べることを目的とする。□年度報告 文法・動詞の学習、会話演習を担当□日本語初級クラス。会話演習を担当□日本の書道に関するプレゼン、書道体験□日本におけるバレンタイン文化の説明□日本のお祭りを参考にした 5 つのブース出展□(2) JAPALA2 (3) 書道体験□(4) 日本の□バレンタイン□(5) 縁日□□□ はじめに□

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