計研究報告研究プロジェクト名研究代表者名 松井一美(日本語教育研究センター)研究メンバー設置主旨2016 年度活動計画2016 年度活動実績予算と決算オンデマンド講義・ウェブ会議システムを用いた日本語科目の開発齊藤眞美(日本語教育研究センター),徳間晴美(同),鄭京姫(同),鄭在喜(同),高橋雅子(同) 本研究プロジェクトは早稲田大学の全てのキャンパスに在籍する留学生が十分な日本語教育の機会を得られるようにすべく,オンデマンド講義と遠隔チュートリアルを併用した日本語科目の開発を行ってきた。2015 年度にコース開講に至ったが,今後益々留学生の増加が見込まれる中,現在開講している科目のみでは十分に対応でき得るとは言い難い。また今後は日本語未習の留学生が急増すると思われる。そこで,引き続きオンデマンド講義と遠隔チュートリアルを併用した文字学習から始める「(仮称)オンライン・ジャパニーズ入門」の開発を進める。1.「オンライン・ジャパニーズ入門」開発のための教材・資料収集2.教材作成ツールの検討3.教材作成4.教材・試験等の整備5.パイロットコースの実施6.パイロットコースに関する調査の実施7.学内外に向けた研究成果の発信及び報告 2016 年度「オンライン・ジャパニーズ 1(1),(2)」の履修者に対し,オンラインでの文字学習に関するアンケート調査を実施した。アンケートの結果をもとに,「入門」コースの文字学習に関する方針を決定し,サバイバル日本語とひらがな・カタカナ学習を中心とした「入門」コースのシラバスを作成した。コースはオリジナルのスキット動画とひらがな・カタカナ学習動画で構成されている。2016 年度は,コースの内容の決定と動画教材制作を行った。パイロットコースの実施は 2017 年度に行う予定である。費 目旅費交通費手数料・報酬予 算701,0801,150 千円決 算注)2016 年度決算は 2017年 3 月末に確定する。1,150 千円195
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