早稲田日本語教育実践研究 第5号
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計自律学習を支える学習アドバイジングのコース開発トンプソン美恵子(日本語教育研究センター),松井一美(同),毛利貴美(同),山本真理(同),尹智鉉(同) 本プロジェクトは,GEC 新規科目「日本語学習アドバイジング」のコースのあり方,課題を探るべく,コース修了者,わせだ日本語サポートスタッフを対象に調査を行うものである。この科目は,自律学習を促すためのアドバイジングを学ぶと同時に,わせだ日本語サポートのスタッフを育成するねらいがある。わせだ日本語サポートのスタッフは,これまで大学院日本語教育研究科の大学院生を対象としてきたが,今後,学部生(本コース修了者)に門戸を広げる予定であり,調査から得られた知見,課題をふまえ,コースの改善を検討する。 2016 年度春学期および秋学期授業を実施し,授業終了後,7 月と 8 月に 9 名,2 月に 6 名,コース修了者,わせだ日本語サポートスタッフを対象に,コース内容およびアドバイジングの対応に関するインタビュー調査を計画通りに遂行した。また,コース内容および改善案,インタビュー調査の分析結果については,以下の学会,研究会で報告した。2016 年 9 月早稲田日本語教育学会実践エキスポ:コース内容の紹介2017 年 3 月日本語教育方法研究会:インタビュー調査結果の報告2017 年 3 月早稲田日本語教育学会実践エキスポ:コース改善案の提示費 目委託費手数料・報酬予 算10080180 千円【研究報告】決 算注)2016 年度決算は 2017年 3 月末に確定する。180 千円早稲田日本語教育実践研究 第 5 号 研究プロジェクト名研究代表者名 木下直子(日本語教育研究センター)研究メンバー設置主旨4 月­7 月 授業実施・インタビュー内容の検討7 月­8 月 インタビュー調査9 月­1 月 授業実施・アドバイジング模擬セッション内容の検討1 月­2 月 アドバイジング模擬セッション実施及びインタビュー調査3 月 学会・研究会 発表2016 年度活動計画2016 年度活動実績予算と決算191

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