早稲田日本語教育実践研究 第5号
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%80123456789早稲田日本語教育実践研究 第5号/2017/3―20 いいえ6031%4%どちらともいえない40%47%33%20%7%47%33%13%47%13%ぜんぜん総回答数1950%100%いいえぜんぜん0%0%13%0%0%0%0%0%0%0%47%7%0%7%0%13%0%0%0%じられた」など前向きな評価の可能性も含むと仮定して,それぞれ「いいえ」は「はい」(利点または効果があった),「ぜんぜん」は「とても」(とても良かった/効果があった)として数えた。また,もし単にタスクが簡単であったという解釈であったとしても,第二言語である日本語を苦痛に感じず活動が達成できた,ということはなんらかの効果があったのではないかと想定される。 協力者が自由発表をすることに利点/効果があったかという問いかけに対し,「どちらともいえない」と回答した割合は全体の 31%ではあったが,なんらかの利点/効果があったと答えた学生は全体の 65%を占めている(うち「とても」は 6%)。一方自由発表は効果がなかった,またマイナス(欠点)があったと回答した協力者は全体の 4%であった。(表 2 参照)。とても総回答数4-2.評価の詳細(利点と欠点) 詳細は以下(表 3)のようになった。いずれも各アンケートの質問項目において合計回答数 15(協力者 15 名)を 100%として,それぞれ「とても」「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「ぜんぜん」を選んだ学生の人数の割合を出した。最も回答数が多かったのは「5.自由発表は日本語の勉強になった。」で,15 名中 14 名の協力者(93%)が「はい」(「とても」(13%)を含む)と回答している。 質問項目(表1参照) とても107%6%10表 2 アンケート全体の結果(n=15)どちらともいえない はい1111659%表 3 アンケート質問に対する回答の結果(n=15)(以下質問項目の番号と内容は表 1 の質問項目のものと呼応する)はい7%53%7%33%0%67%13%67%13%80%0%0%7%53%7%73%0%40%7%80%

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