早稲田日本語教育実践研究 第5号
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早稲田日本語教育実践研究 第5号/2017/113―121     1184-2.調査Ⅱの結果 表 2 のインタビュー項目にしたがって,調査協力者の主なインタビュー結果を以下に記述する。なお,各回答の末尾の(英字)は調査協力者を示す。 (1)「総合日本語 5」「総合日本語 6」を履修した理由は何か。  ・学習が継続している感じがする。(A)  ・N1 を取るのに役に立つと思った。(B)  ・レポートの書き方,読解,文法などを総合的に学べる。(C)  ・総合日本語科目を順番に取っている。(D) (2)どのようなことが学べる科目だと思っていたか。  ・ (6 レベルは)5 レベルとほぼ変わらないと聞いていた。ただ,「書くこと」が学べる授業だと思っていた。(A)  ・「文を読むこと」や「書くこと」。(B)  ・レポートの書き方や読解や文法など。(C) (3)一番勉強になったことは何か。  ・レポートを書くこと。(A)  ・文章を読むこと。(B)  ・レポートの書き方。(C)(D) (4)「総合日本語 5」「総合日本語 6」でもっと扱ってほしかったと思うことは何か。  ・学生同士ではない日本語のチェック。(A)  ・会話の練習。(B)  ・発表の練習。(C)  ・話す機会。(D) (5)「総合日本語」科目はどのような科目だと思っているか。  ・四技能を学ぶ科目。(A)  ・「総合日本語 5」と「総合日本語 6」は書くことと読むこと。(B)  ・先生に助けてもらえる。(C)  ・先生が学生を覚えていてくれる。(C)  ・四技能を全部勉強する。(C)(D) (6) 「総合日本語 5」「総合日本語 6」について,自身の感想およびクラスメートなどから聞いた声(ニーズや不満等)  ・聴解については新聞,記事,インタビューなどを入れてほしい。(A)  ・少子化や教育の問題はいきなり意見を求められても外国人にとっては難しい。(A)  ・レポートのテーマが難しすぎる。(B)

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