6 早稲田日本語教育実践研究 第4号/2016/3―6役割ももっているのだと思います。今後,留学生1万人計画に向けて,各学術院では,日本語のレベルもさまざまな留学生たちをさらに増やしていくことが予想されます。英語で学位がとれるプログラムも増えてきており,CJLで学ぶ日本語学習者も初級層が増加するなど,その構造はかつてとは変わってきています。初級から上級,超級の学生まで,また日本人の学生もふくむすべての学生にとって,CJLという場が,ことばを学び,ことばによって人と人がつながる経験をする場となることを願っています。(たておか ようこ,早稲田大学国際学術院)
元のページ ../index.html#10