59研究報告質的調査法研究会鈴木寿子(日本語教育研究センター),佐藤正則(日本語教育研究センター),牛窪隆太(日本語教育研究センター,春学期のみ),古賀和恵日本語教育研究センター),山内薫(日本語教育研究センター),古屋憲章(日本語教育研究センター,秋学期のみ)教師たちが「実践研究」を進めていくにあたり,「質的調査法」は必須であるが,その方法は量的研究法のように確立されているわけではない。また,認識論の違いに基づき,その方法論も多様である。したがって,質的研究を行うには,たえず他者の視点をいれつつ自らの観察や解釈を問い直し続ける必要があり,互いに学び合う場が必要である。公開研究会の開催(講師を招聘し,公開で研究会を開催する)および勉強会の開催(メンバーを中心に読書会および事例検討会の開催)研究プロジェクトとしての申請が採択されなかったため,予算の都合上,講師を招へいしての公開研究会は開催できなかった。勉強会は,各自のフィールドについてそれぞれの視点をもって実践研究を行い,そのプロセスを質的研究のあり方として記述した。この記述したものについて,互いにコメントをし,ディスカッションを行った。研究会名研究代表者名舘岡洋子(日本語教育研究科)研究メンバー設置主旨2014年度活動計画2014年度活動実績
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