早稲田日本語教育実践研究 刊行記念号
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●1056) ICC(国際コミュニティセンター)は,キャンパスにおける異文化交流を目的とする学内機古屋憲章,他/クラス担当者の実践観,教室観,教師観はどのように変容したか特集 教室中心主義からの解放/寄稿論文関である。早稲田大学では,ICC主催による異文化交流イベントが数多く開催されている。学生スタッフは,これらのイベントの企画・運営を担う有償のスタッフである。7) 「国際貿易ゲーム」は,先進国チーム,新興国チーム,発展途上国チームに分かれ,工業製品の生産,及び国家間貿易を疑似体験するゲームである。8) 「11春」は,東日本大震災の影響により,全13週で実施された。参考文献古賀和恵・三代純平・古屋憲章(2010a)「クラス活動への主体的参加とは何か―『イベント企画プロジェクト』を対象とした探索的事例研究―」『2010年度日本語教育学会春季大会予稿集』,355–356.古賀和恵・三代純平・古屋憲章(2010b)「多文化共生の環境づくりに向けた授業実践の試み―『イベント企画プロジェクト』のアクションリサーチから―」DVD『2010世界日語教育大会論文集 予稿集』,236.古賀和恵・三代純平・古屋憲章(2010c)「クラス活動への主体的参加とは何か―『イベント企画プロジェクト』を対象としたアクションリサーチ―」『言語文化教育研究』9,91–114.古屋憲章・古賀和恵・三代純平(2011)「日本語のクラスはいかにして実践共同体となるか―「イベント企画プロジェクト」を対象とする3学期にわたるアクションリサーチ―」『2011年度日本語教育学会春季大会予稿集』,196–201.細川英雄・武一美・津村奈央・星野百合子・橋本弘美・牛窪隆太(2007)『考えるための日本語・実践編―総合活動型コミュニケーション能力育成のために―』明石書店.三代純平・古屋憲章・古賀和恵・寅丸真澄・長嶺倫子・武一美・市嶋典子(2011)「日本語教育実践としてのアクションリサーチ―教育実践共同体の構築へ向けて―」『2011年度日本語教育学会秋季大会予稿集』,107–112.Kemmis, S. & McTaggart, R. (1988) The Action Research Planner, Victoria: Deakin University Press, Third edition.

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